水処理設備用エネルギー回収装置 DeROs-E™ 発売　～エネルギー回収効率98％以上～

2024年12月18日

株式会社電業社機械製作所（本社：東京都大田区、代表取締役社長：彦坂典男、以下「当社」）は、低圧RO膜を用いた水処理設備用エネルギー回収装置「DeROs-E^TM」を開発し、「DeROs^®」の新たなラインナップとして追加しました。

DeROs-E ^TM（写真はプロトモデルです）

（特許出願中）

「DeROs-E^TM」は、RO法海水淡水化用エネルギー回収装置「DeROs^®」の技術を応用し、ROろ過圧が低い水処理用途に最適化させたエネルギー回収装置です。

「DeROs-E^TM」の“E”には、進化（Evolution）、極限（Extreme）、経済的（Economical）、環境に優しい（Environmental friendly）という意味が込められています。

近年、RO膜を用いた水処理技術は、SDGs (持続可能な開発目標) の達成に向けた温室効果ガス排出量削減の有効な手段として、急速に広まっています。しかしながら、RO膜を利用した水処理方式は、消費電力が大きいことが課題となっています。

「DeROs-E^TM」は、RO膜から排出される濃縮水の圧力エネルギーを回収して再利用することにより、水処理設備の運用コストを大幅に削減し、温室効果ガス排出削減に貢献します。

＜DeROs-E^TMの仕様＞

濃縮水圧力：～3.5MPa

濃縮水流量：5～20m³/h

液　　　質：工業用水、廃水、低濃度塩水など

■DeROs-E^TMの動作原理は、DeROs^®の動作原理をご覧ください。

これからも当社は、脱炭素および持続可能な社会の実現に役に立つ商品を提供してまいります。

以上