中期経営計画

Powering Passion その情熱を力に

当社は2023年度から3年計画で取り組む「中期経営計画2025」を策定しました。本中期経営計画では“Powering Passion”『その情熱を力に。』をスローガンに掲げ、全社員が情熱を持ち、お客様、お取引先様をはじめとした全てのステークホルダーの皆様に誠心誠意向き合って、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、目標達成を目指します 。そして当社のパーパス「 水と空気を通じて豊かな未来社会を創造する」に則り、サステナブルでグローバルな企業となるための、事業基盤の再構築に取り組みます。

重要施策

  1. 1. グローバル事業領域の拡大

    • 選択と集中によるグローバル展開

    • 顧客ニーズに即応する機動的な海外営業体制

    • グローバル展開の基盤となる戦略的製品の強化

  2. 2. グローバル市場に対応する生産効率の追求

    • バリューチェーンの効率化による生産性向上

    • デジタル技術活用の推進による業務の全体最適化

  3. 3. コア事業の安定収益体制化

    • 風水力機械市場でのシェア拡大

    • 付加価値の最大化

    • ものづくりとアフターサービスを通じた顧客課題の解決

  4. 4. 人的資本経営の実践

    • グローバル人材の育成

    • 安全・安心で働きやすい職場環境づくり

  5. 5. 持続可能な社会との共存共栄

    • 環境負荷低減に向けたものづくりの事業体制確立

    • 脱炭素社会、地域社会への貢献

    • 企業グループ力の強化

目標数値(2025年)

  • 受注高

    270億円

  • 海外受注比率

    20%

  • 営業利益

    27億円

  • 売上高営業利益率

    11%

  • ROE

    9%

  • 配当性向

    30%

DMWの価値創造

私たち電業社グループは、お客様やお取引先様、地域社会の皆様、従業員など、あらゆるステークホルダーの皆様と培ってきた経営基盤を強みとして、「水と空気を通じて豊かな未来社会を創造する」というパーパスを実現します。同時に、5つのマテリアリティを意識し、中期経営計画を着実に実践することで、企業価値の向上を図ります。そして、現在から未来までを貫く基本的な姿勢として、サステナビリティ基本方針を位置付けています。

企業の価値創造プロセスと中期経営計画2023-2025に関する図。上部には「水と空気を通じて豊かな未来社会を創造する」というビジョンが示され、レジリエンス強化、インフラ・産業を支える、環境保全、地域創生といった提供価値が描かれています。中段にはサステナビリティ基本方針として、ガバナンス体制の充実、人材資本の充実、事業領域の拡大、ものづくりを通じた顧客課題の解決、事業活動に伴う環境負荷の低減が掲げられています。さらに下段には、バリューチェーンの各要素(調達、製造・加工、物流、設計、マーケティング、納品・施工、保守、研究開発)が示されています。最下段には、DMW PRIDEとして企業の強みと経営基盤が描かれており、110年の歴史、価値のある技術開発、使命感、仕入先との共創、次世代へ繋ぐ、従業員を守り育てる、技術への信頼、地域活性化といった要素が含まれています。コーポレート・ガバナンスと従業員も強調されています。